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平成22年度の予算編成にあたりましては、これまでと同様財政の健全性を保ちつつ、町民の皆様が当たり前の生活ができることを基本命題とし、地域経済の進展、一層の住民負担の軽減を柱に予算編成をしました。
予算の規模は、一般会計予算が対前年比0.5%減の57億4,200万円、国民健康保険や下水道、病院事業など特別会計と併せた総額は、対前年比0.3%増の110億9,909万円となりました。
主な重点施策では、地域公共交通体系の構築のため公共交通実証運行を全町で実施するほか、子ども医療費助成事業対象者を小学校から中学校卒業までに拡充、国民健康保険料は据え置きとし、保護者や被保険者の負担軽減を図ります。また、町立病院への運営費補助を増額し、町民の安全・安心と地域医療を守ります。さらに、町内消費拡大のためプレミアム商品券・住宅改修の助成、老朽化した町営住宅の建て替えを昨年に引き続き計画しています。
依然として財政運営は厳しい状況にありますが、現下の経済情勢に即応するため、職員数の減による人件費の削減や、事務事業の見直しによる経費削減をさらに徹底し、最小の経費で行政効果の最大化を図ってまいります。
町民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
<関連情報>
※平成22年度予算の概要は関連情報からPDFファイルでご覧いただけます。