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令和5年度における地方財政の課題としては、新型コロナウイルス感染症に対応するとともに、デジタル変革(DX)への対応やグリーン化(GX)の推進、地方への人の流れの教化等による活力ある地域づくりの推進、防災・減災、国土強靭化をはじめとする安全安心なくらしの実現、人への投資など持続可能な地域社会の実現等が挙げられます。
令和5年度の当初予算編成にあたっては、「希望と愛、参加できるまち」づくりを基本に、様々な施策を予算に反映しつつ、例年実施している各事業の成果や必要性の評価とあわせ、前述した地方財政の課題への対応に考慮した予算配分となりました。
歳入においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により落ち込んでいた町民税をはじめとする町税については、やや増を見込む一方でそれを補う地方交付税と臨時財政対策債の総額では減少を見込みました。
歳出においては、町政の根幹として「町民の皆さまの日々の生活を守る」、「将来の津南をつくる人を育てる」という2つを理念に、下記のとおりの5つの特徴を持たせた予算としました。
例年、予算編成では基金の取崩を極力抑えること及び町債の発行についても有利債を活用するなど持続可能な財政運営を心がけていますが、原油・物価高騰の影響により経常的な経費を増額せざるを得ず、財政調整基金の取崩額を多く計上することになりました。これまでにない厳しい予算編成となりましたが、喫緊の課題にしっかり対応するとともに、町の将来に向けた投資を行ってまいります。
予算の規模は、一般会計予算が対前年比4.7%増の73億円2,400万円、国民健康保険や下水道、病院事業などの特別会計と合わせた総額は、対前年比4.7%増の128億386万円となりました。
予算の5つの特徴と主な重点施策は以下のとおりです。
【新規】結婚支援のための出会いの場創出事業
【新規】保育園使用済みおむつ持ち帰りゼロ事業
【新規】高等学校遠距離通学補助事業
【継続】高校生までの子ども医療費助成事業
【新規】津南病院就職支援金事業
【新規】介護職等修学資金貸与事業
【新規】在宅介護手当事業
【継続】町立病院補助金・出資金
【新規】営農継続支援事業(R4補正)
【新規】継業支援事業(R4補正)
【継続】スマート農業加速化事業
【継続】情報通信環境整備事業
【継続】企業誘致事業
【継続】起業支援事業
【新規】マイナンバーを活用した証明書コンビニ交付事業
【継続】町道改良舗装・修繕事業
【継続】住宅改修補助事業
【新規】ブランド力向上事業
【拡大】米・食味コンクール国際大会実行委員会補助事業
【継続】埋蔵文化財拠点施設整備事業
【継続】苗場山麓ジオパーク推進事業
・非常用発電機更新事業
・証明書コンビニ交付事業
・結婚支援のための出会いの場創出事業
・定期路線バス運行補助、地域公共交通運行事業
・ニュー・グリーンピア津南整備事業
・地域おこし協力隊・集落支援員設置事業
・各種選挙費
・保育園使用済みおむつ持ち帰りゼロ事業
・軽・中度難聴児(者)補聴器購入費助成事業
・要援護者台帳整備事業
・在宅介護手当
・要援護世帯除雪事業
・障害者介護給付費
・人工透析患者送迎サービス事業
・津南病院就職支援金事業
・介護職等修学資金貸与事業
・血液対策推進事業
・医学生等修学資金貸与事業
・子ども医療費助成事業
・寝たきり0運動事業(水中運動事業)
・町立津南病院運営費補助金及び出資金
・津南地域衛生施設組合負担金
・まちの産業発見塾事業(企業説明会の開催、地域産業の情報発信)
・営農継続支援事業、飼料価格高騰対策事業、特用林産物物価高騰対策事業
・ブランド力向上事業
・米・食味コンクール国際大会実行委員会補助事業、米食味向上対策補助事業
・環境に配慮した資材使用補助・土づくり補助事業
・農林産物販売促進事業
・スマート農業加速化事業
・農産物認証制度補助事業、土づくり事業補助事業
・中山間地域直接支払交付金事業
・環境保全型農業直接支払交付金事業
・多面的機能支払交付金事業
・情報通信環境整備事業
・地域おこし協力隊設置事業
・森林環境譲与税活用事業(森林環境整備や林道整備)
・継業支援事業
・移住定住促進助成事業
・企業誘致事業
・起業支援事業
・竜神の館管理運営事業
・地域おこし協力隊設置事業
・大地の芸術祭事業
・雪下ろし安全対策支援事業
・町道改良舗装・修繕事業
・除雪機械購入事業
・克雪すまいづくり支援事業
・住宅改修事業補助事業
・十日町地域広域事務組合消防費負担金
・高等学校遠距離通学補助事業
・外国語指導助手設置事業(JETプログラム活用)
・特別支援教育振興事業
・遺跡発掘調査事業
・埋蔵文化財活用拠点施設整備事業(旧中津小学校改修工事)
・苗場山麓ジオパーク推進事業
・スキー場施設運営事業