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子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

印刷ページ表示 更新日:2024年10月9日更新

 子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが分かっています。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)を、対象者は公費(無料)で接種することができます。
 接種後に報告された多様な症状等について十分に情報提供できない状況にあったことから、平成25年から令和3年まで、個別に接種をお勧めする取組を控えていました。
令和3年11月の専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたことから、令和4年4月1日から個別に接種をお勧めする取組が再開されました。

対象者

定期接種対象者

 小学校6年生から高校1年生相当の年齢の女子
 ※標準的な接種年齢は、中学1年生相当の年齢の女子

キャッチアップ接種対象者(積極的接種勧奨の差し控えにより接種期間を逃したかた)

 ・平成9年度生まれから平成19年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
 ・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
 ※接種期間は令和7年3月末まで

接種回数・接種間隔等

 現在公費で受けられるHPVワクチンは、防ぐことができるHPVの種類(型)によって、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類あります。一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、医療機関に相談してください。

2価ワクチン(サーバリックス)

1回目接種、1回目接種から1か月の間隔をおいて2回目接種、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目接種(合計3回)

4価ワクチン(ガーダシル)

​1回目接種、1回目接種から2か月の間隔をおいて2回目接種、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目接種(合計3回)

9価ワクチン(シルガード9)

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合

 ​1回目接種、1回目接種から6か月の間隔をおいて2回目接種(合計2回)

1回目の接種を15歳になってから受ける場合

 1回目接種、1回目接種から2か月の間隔をおいて2回目接種、1回目から6か月の間隔をおいて3回目接種(合計3回)

※接種スケジュールの詳細は、下記のリーフレットをご覧ください。

接種方法

 接種を希望するかたは、下記の医療機関に予約をして接種を受けてください。

 個別接種協力医療機関一覧 [PDFファイル/132KB]

 対象のかたには、予診票をお送りしています。お手元にない場合は、福祉保健課健康班までご連絡ください。
 新潟県外の医療機関で接種を希望される場合は、事前に福祉保健課健康班までご連絡ください。

接種に関するリーフレット(厚生労働省)

 子宮頸がんやHPVワクチンについて、詳しくはこちらのリーフレットをご覧ください。

小学校6年~高校1年相当のかたへ(定期接種対象者)

 【概要版】小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者の方向けリーフレット(2024年2月改訂版) [PDFファイル/2.72MB]
 【詳細版】小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者の方向けリーフレット(2024年2月改訂版) [PDFファイル/3.58MB]

 高校1年相当の女の子と保護者のかたへ(2024年9月) [PDFファイル/257KB]

平成9年度生まれ~平成19年度生まれのかたへ(キャッチアップ接種対象者)

 キャッチアップ接種リーフレット (2024年2月改訂版)[PDFファイル/2.15MB]

 キャッチアップ接種対象の女性へ(2024年9月) [PDFファイル/529KB]

高校1年相当のかた及びキャッチアップ接種対象のかたへ

 公費によるHPVワクチンの接種は、2025年3月までです。
2025年3月までに合計3回の接種を完了できなくても、それまでに行った接種(1回目や2回目)の費用は、公費の対象となります。

その他

 ワクチンで防げないHPV感染もあるため、ワクチンを接種していても、していなくても、20歳を過ぎたら2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。

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