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ヒブ(Hib感染症)

印刷ページ表示 更新日:2013年7月17日更新

対象者
標準的な接種年齢・接種間隔・接種回数
注意事項

ヒブ(Hib感染症)

  ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型:Hib)は、乳幼児の細菌性髄膜炎などの感染症をおこす細菌です。ヒブが鼻やのどから入って、脳を包む髄膜(ずいまく)、のどの奥の喉頭蓋(こうとうがい)、肺などに炎症をおこします。ヒブが脳を包む髄膜について炎症を起こすと細菌性髄膜炎を引き起こします。その他にもヒブは、肺炎、喉頭蓋炎、敗血症などの重篤な全身感染症を引き起こします。

 早期の症状は熱と不機嫌くらいで、血液検査をしてもかぜと区別できないことも多いので、診断が遅くなりがちです。その後、ぐったりする、けいれん、意識がないなどが出てきます。そのうえ、抗菌薬が効かない耐性菌も多く、治療は困難です。亡くなる子どもも2~5%いて、てんかん、難聴、発育障害などの後遺症が約20%に残ります。

対象者

 生後2か月から5歳に至るまで
 (「生後2か月の応当日の前日」から「5歳の誕生日の前日」まで)

 出生届けの際にご案内します。
 接種される際は、医療機関に予約をしてください。接種日時は医療機関とご相談ください。

接種年齢・接種間隔・接種回数

初回接種開始時期により接種回数が異なります。

《2か月齢以上7か月齢未満の間に接種開始》(標準的な接種スケジュール)

 初回:4~8週間(27日~56日)までの間隔を置いて3回接種
 追加:初回3回目終了後、7か月から13か月の間隔を置いて1回接種

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《7か月齢以上12か月齢未満の間に接種開始》

 初回:4~8週間(27日~56日)までの間隔を置いて2回接種
 追加:初回2回目終了後、7か月から13か月の間隔を置いて1回接種

  img1.gif

《1歳以上5歳未満の間に接種》

 1回接種

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注意事項

  • 出生届の際に、予診票を配布します。
  • 出生届時に配布した「予防接種と子どもの健康」の冊子、説明書を必ずお読みください。

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