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雪下にんじん


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印刷ページ表示 更新日:2024年3月26日更新

雪下にんじん〜津南農家さんの愛情がたっぷり詰まった豪雪地帯ならではの人参~

動画リンク:つなすみチャンネルより

 

瑞々しく、上品な甘さ。農家さんの愛情たっぷりで育った雪下にんじん。
雪解けの時期になると新潟県津南町では雪下にんじんの収穫で大忙しです。

毎年2〜3mの雪が積もる豪雪地帯。そんな新潟県津南町特有の環境の中で冬を越し、あたたかくなると長い眠りから目覚めるかの様に収穫され、一年間で3月から4月の限られた期間に大舞台に飛び立っていく。

そんな雪下にんじんの収穫現場に伺いました。

雪下にんじんって何?

雪下にんじんって何?

雪下にんじんは雪の下で冬を越し、春先に収穫される人参です。
産地である新潟県津南町は例年3月に入っても2〜3mもの雪が畑の上にあります。その雪を掘り起こし、でてきた畑の中から雪下にんじんを収穫します。
冬の寒さで甘みが凝縮されて、それが美味しさにつながります。
栽培期間について

栽培期間について

普通の人参はおよそ100日程度。この地域は7月中旬に種を撒いて10月下旬から11月上旬に収穫します。
雪下にんじんの場合は8月上旬に種を撒くが、冬を超えて収穫するので栽培期間は200日を超える程かかります。
普通の人参が100日なのに比べて2倍以上の栽培期間がかかるので、そこが少し大変なところ。
さらに雪下にんじんはこの2〜3mの雪を除雪して畑を出してから収穫します。除雪の費用や雪除けの労力がやはり少し大変。

その分美味しさが、甘味があるので農家としても作りがい、やりがいがあるとのことです。

美味しさについて

美味しさについて

雪下にんじんの甘みは糖分が上昇するわけではありません。
人参が雪や寒さから身を守るためにグリシン、セリン、アスパラギン酸というアミノ酸気質を変化させて、それが甘みにつながります。

人間が寒いと震えたり縮こまったりする様に、人参も寒さから身を守るために、甘い成分をだして身を守ります。その期間が津南はとても長い為、甘味の豊かな雪下にんじんが育ちます。

甘さが糖からの由来ではないのでちょっとヘルシーな味わい。
人参も元々ヘルシーだが、甘くてもヘルシーなので若い女性にも人気でおすすめできそうです。

生のままでも十分美味しいけど、火を通すことによってより甘みが上がる。
加熱調理した天ぷらとかオススメ。ただ茹でるだけでも甘さがグッと引き締まります。

香りは人参臭くない、フルーティーな香り。
硬さも柔らかくなって人参嫌いのお子様でも食べやすいと評判。赤ちゃんの離乳食にも使ったりしています。

この甘さ美味しさを是非皆さんにも食べていただきたいです。

収穫写真

一年を通して3月〜4月の間だけの雪下にんじん。
是非チェックしてみてくださいね。
生産者写真
取材協力生産者
滝沢勇太さん
[email protected]

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ふるさと納税はこちら https://www.town.tsunan.niigata.jp/soshiki/somu/furusatonozei.html

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