新潟県津南町のお米づくりの環境は
~第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会 in つなんで3団体が受賞~
大会ダイジェスト:津南町YOUTUBEチャンネルより
2023年12月に新潟県津南町で開催された「第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん」で、津南町からは3つの団体が入賞しました。
各賞は次の通りです。
都道府県・海外地域代表お米選手権 特別優秀賞
株式会社 亀福
https://www.kamefuku.net/<外部リンク>
国際総合部門 金賞
農事組合法人グリーンアース津南
https://www.greenearthtunan.com/<外部リンク>
国際総合部門 金賞
株式会社 麓
https://rokutsunan.com/<外部リンク>
※受賞結果は公式サイトからご覧いただけます。
https://www.syokumikanteisi.gr.jp/kon-25/kekka25.html<外部リンク>
全国から5000点以上もの応募が集まる権威あるコンクール。
ここで受賞した津南町のお米作りの環境はどういうものなのかご紹介します!
河岸段丘の町
津南の背景
縄文時代よりはるか昔、苗場山の火山活動と地球規模の気候変動。それらに加えて大地の隆起や河川の働きによって形成された日本でも最大級の河岸段丘。
津南町はこの河岸段丘の影響で標高の高低差が大きい地域です。
そして苗場溶岩流の末端から湧き出る水が豊富。さらに冬は4mもの雪が積もり、この雪どけ水の恩恵を受け農作物の生育が非常に盛んです。
町是の石碑
「農を以て立町の基と為す」を町是とし、津南町では恵まれた自然環境を有効に活用するため、大規模な農地基盤整備に取り組んできました。
特に国営農地再編整備事業では既耕地603ヘクタールの区画整理、未墾地22ヘクタールの農地造成を行い、生産性の高い農地として再編整備し農業経営の規模拡大と生産性向上を目指してきました。
また、生産者による代々続く土作りによってお米の良好な生育環境が育まれてきました。
津南の気候とお米の生育時期
雪解けの影響もあり米作りの時期は田植えが5月中旬ごろから行われます。その為、出穂の時期が8月。登熟の時期が8月下旬から9月。ちょうど夜の気温が下がってくる頃です。
植物は人間と同じように日中栄養を摂り、夜は呼吸をしながら休んでいます。夜暑いと熟睡できず体力を消耗してしまいますが、涼しいとぐっすり眠ることができるのです。
このことが味と品質に大きく影響してきます。
5月中旬 田植え
8月下旬 登熟期
9月中旬 日の入り
お米の生産に重要な要素である登熟期に、昼夜の寒暖差が大きくなる津南町特有の風土が、味と品質に良い影響を与えます。
お問い合わせ
雪、水、大地、気候、風土。多くの要素が合致した津南町のお米作り。
その地域の特性を活かした美味しさを実感してみてはいかがでしょうか。
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