更生医療が平成18年4月1日から新しい制度になりました。
■受診者の属する世帯
〇新・更生医療(平成18年4月1日〜)
同じ医療保険に加入している家族
〇旧・更生医療
住民票が同一の家族
■自己負担額決定の基準となるもの
〇新・更生医療(平成18年4月1日〜)
・受診者が国民健康保険に加入の場合
加入者全員の市町村民税額(均等割・所得割)
・受診者が社会保険に加入の場合
被保険者の市町村民税額(均等割・所得割)
〇旧・更生医療
受診者の属する世帯員
全員の所得税額
■医療費の自己負担
〇新・更生医療(平成18年4月1日〜)
原則として1割負担
ただし,税額に応じて自己負担上限額があります
〇旧・更生医療
徴収基準月額に応じて算出
■入院費の食事代
〇新・更生医療(平成18年4月1日〜)
自己負担あり
(市民税非課税世帯は別制度による減額制度あり)
〇旧・更生医療
自己負担なし
<自己負担額について>
医療保険の負担限度額まで1割負担をしていただきます。
ただし、下の表のとおり月額自己負担上限額が設定されています。
■生活保護
〇市町村民税額の範囲
生活保護世帯
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
0円
■低所得1
〇市町村民税額の範囲
市町村民税非課税
(本人収入≦80万円)
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
2,500円
■低所得2
〇市町村民税額の範囲
市町村民税非課税
(本人収入>80万円)
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
5,000円
■中間層1
〇市町村民税額の範囲
市町村民税
(所得割)<2万円
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
5,000円
■中間層2
〇市町村民税額の範囲
2万円≦市町村民税
(所得割)<20万円
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
10,000円
■一定所得以上
〇市町村民税額の範囲
20万円≦市町村民税(所得割)
〇月額自己負担上限額 ※1 重度かつ継続
※2 20,000円
※1 「重度かつ継続」とは以下の方が対象となります(順次見直す予定です)
(1) 腎臓機能・小腸機能・免疫機能障害の方
(2) 疾病に関わらず,高額な費用負担が継続することから対象となる方
(過去1年間に医療保険の高額療養費の支給を4回以上受けた方)
※2 3年間の経過措置となります。
県障に該当する場合は,自己負担がさらに軽減される場合もあります。